卵子凍結の流れ
採取された卵子のうち凍結保存が可能なのは成熟卵子のみです。卵子の融解時の生存率やその後の着床率は採卵時の年齢により差がありますが、できるだけ多くの卵子を成熟させ採卵することを目指します。そのため、排卵誘発を行うためのホルモン剤の内服や注射を投与して採卵に臨みます。
卵子凍結は、実際に採卵の手術を行うまでに、事前の準備(術前検査や自己注射指導など)が必要です。さらに採卵しよ うとする周期の月経が始まったら、排卵誘発の注射等を行いながら診察を受ける通院期間が約10日~2週間続きます。お仕事やお出かけの予定を調整して無理のないスケジュールを計画しましょう。
初診から卵子凍結までの流れ
卵子凍結について詳しい情報は、
公益財団法人日本産科婦人科学会
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ご覧いただけます。
神奈川レディースクリニック理事長
小林 淳一 医師
2003年に当クリニックを開設し、患者様の個々のペースに合わせた無理のない医療を行い、ゆったりと相談にのれる親しみやすい産婦人科医を目指してまいりました。開院から20年が経過し、医療技術の進歩・新しい機器の導入、また、2022年から不妊治療の保険診療導入など、かなりこの分野も変化しております。
長年の経験を活かし、患者様に寄り添う気持ちでさらに努力を続け、皆様のご期待に沿えるよう職員一同励んでまいります。
よろしくお願い申し上げます。