重要
2024/8/05
胚・卵子・精子の凍結保存の更新手続きについて
この度、胚・卵子・精子の凍結保存をされている患者様へ事前にお知らせしたい事項がございます。
今後当院では、胚・卵子・精子の凍結保存期間に年齢制限を設けさせていただく方針となりました。
日本産科婦人科学会の会告(日産婦75巻8号)の「ヒト胚および卵子の凍結保存と移植に関する見解」において、“胚の凍結保存期間は、被実施者が夫婦として継続している期間であってかつ卵子を採取した女性の生殖年齢を超えないこと”とされております。
これらをふまえ、当院でも年齢の上限を設けそれ以降の更新を行わない方針となります。
<最終更新年齢>
・凍結胚の場合(搬入含む) 女性の年齢が満55歳
・凍結卵子の場合 女性の年齢が満45歳
・凍結精子の場合 妻の年齢が満55歳
(妊孕性温存のための精子凍結を除く)
なお、現時点で年齢上限を超えている方は、1回のみ更新をお受けしております。
詳しくはこちらをご参照ください。
保管期限満了までにご使用いただくか、搬出を完了していただくようお願いいたします。
なお、保管期限を経過した場合、保管を終了させていただきます。
※搬出先の紹介はおこなっておりません。
なお、お電話やメールでのお問い合わせには対応いたしかねますのでご了承ください。
凍結胚・凍結卵子・凍結精子に関するご相談は、培養士外来をご利用ください。
また、何かご不明点がございましたら、診察のご予約をお取り頂き、 医師にご確認ください。
急なお知らせとなりますが、ご理解いただきますよう何卒よろしくお願いいたします。
神奈川レディースクリニック
理事長 小林 淳一